超芸術トマソンを収集してみる

超芸術トマソンを収集してみる

ARTCOLUMN

まず、超芸術トマソンってなに?となった人も多いかもしれないが……、その存在を一度は確認したことがあるかもしれない。階段が見当たらないのに建物の二階にある取っ手付きのドアや、登った先に何もない階段など。それを総称して「トマソン」や「超芸術トマソン」という言うらしい。(ちなみに、僕もつい最近知りました 笑)

元々、正常な機能を果たしていたが、多くは取り壊されたりで本来の機能を失ってしまった「トマソン」たちを見つけることで、今まで意識していなかった視点で高松のスポット紹介ができたら、カルチャーを回し続けるメディアの役割が少しでも果たすことができるのではないかと考えました。

写真は、花園町郵便局の近くにあるトマソン。元々は、右側のさら地には建物があり、裏口に通じる門扉としての役割を果たしていたが、今はどこからでも入れてしまう状態に……。(取りたくない何か強い思い入れでもあったんでしょうか。。)

次回は、どんなトマソンに遭遇できるのか、お楽しみに。

Writer's Profile

Text:松田泰典(insta
TERMINAL主宰。グラフィックデザイナー。
高松市塩上町にあるアートギャラリー「MOTIF(モチーフ)」も運営。
MOTIF Web